amarido 雑記帖

日々思ったことを書いていこうと思います。

ダイエット遍歴

先日、炭水化物ダイエットをしている友人がしばらくうちに滞在した。半年で6kg痩せたというから羨ましい。そう言われてみれば顔周りがスッキリし、目も若干大きくなった気がする。

何度か一緒に食事をする機会があったのだが、どうやら彼女はおかずを食べ、炭水化物である主食を食べないというスタイルのようである。一緒にコンビニに行った際も、糖質オフの商品を選んで買っていた。

という私もやはり女であるので、昔からいろんなダイエットに挑戦してきた。カロリー制限、ジョギング、ジム…。一番痩せたのは高校生の時に行った、夕食を500ml紙パックのミルクティーに置き換えるというものだ。今考えるともっと腹持ちが良くて栄養価が高いものに置き換えれば良いのだが、如何せんその頃は知識もなく、お腹がいっぱいになって美味しくて、夕飯よりもカロリーが低い何かに置き換えればいいだろうという安直な考えから思いついたものだった。その時は2ヶ月で7kgくらい痩せたと記憶している。(ただ、その生活をやめた瞬間一瞬で戻った。)

その時は、朝食パン一枚、昼小さめのお弁当、夜ミルクティーという生活だった。今考えるとよくその栄養バランスの悪い食事で身体がもっていたなと思う。また、精神的にもよく耐えられたなと思う。人によっては「それだけ食べていれば十分でしょ」という人もいるだろうが、私は元来よく食べるし、食事を楽しみに生きているタイプなので、食事ができなくなるというのは精神的にかなりくることなのだ。痩せたい痩せたいと願っていた思春期の頃だからこそできたダイエットだろう。あの頃は寝ても醒めても、授業中だって食べ物のことばかり考えていて、朝体重計に乗るのが一番の楽しみだった。

あれから10数年(!)経ち、そんな無理なダイエットはしなくなった。現状しているのは(最近さぼりがちだけど)、昼と夜に主食を食べないことくらいだ。大人になって若干ではあるが金銭的に余裕が出たし、知識もついたので、変な置き換えではなく、肉・魚類やサラダ類の量を増やすことで調整している。実感としては昔よりかなり量を多く食べているにも関わらず、普通体重をキープできているのが不思議だ。

私の場合、ダイエットの敵は空腹よりもストレスだと思う。心が満足する食事ができないとストレスが貯まるし、ストレスが貯まると食べて発散しようとするという悪循環が発生する。そしてどか食いしてしまい、我慢できなかった自分にストレスが貯まる…という負のスパイラルだ。それを防ぐためにはダイエットに効果があるが、心が満足できる食事を摂るところから始めるのが得策だ。そういう意味では、比較的心が満足するメニューを食べられる炭水化物ダイエットはありがたい存在だ。

でも本当のことを言うと、自分が食べたいものを食べたいだけ食べたい。菓子パンを5個くらい一気に食べたい。あとポテチ。天才な人がいくら食べても太らない薬を発明してくれることを祈ります。買います。